ストレスは大人ニキビの主な原因のひとつ。溜めないことが大事!
なにかとストレスの多い現代人。
イライラや心配事は、言うまでもなく美容と健康の大敵です。
特に、お肌は精神的影響がとても出やすい部分です。
「職場で嫌なことがあった」
「彼氏とケンカしてしまった」
こんなとき急にニキビが増えてしまう、というのは
誰しも経験しているのではないでしょうか。
ストレスの影響を受けやすいかどうかは、性格による面も大きいので個人差があります。
やはり基本は「ストレスを溜めない」こと。
あれこれ心配しすぎるよりも、ちょっぴり無責任なくらいの性格の方が
お肌の健康にはいいみたいですよ。
ストレスがニキビの原因になるメカニズム
ストレスが溜まって精神が不安定になると、
ホルモンバランスが乱れて、細胞内に活性酸素が多くなります。
この活性酸素が脂質と結合すると、細胞の酸化が促進されます。
つまり「細胞の老化」が進んでしまう、ということ。
コラーゲンなどを固くして、肌の水分や弾力を損なってしまうのです。
また、ストレスはターンオーバー(新陳代謝)を低下させるので、
老廃物や皮脂の排泄が悪くなり、毛穴詰まりを起こします。
そのため、ニキビになりやすい肌ができあがってしまうというワケです。
20代前半に大人ニキビが多い理由
男性・女性を問わず、もっとも大人ニキビの発症が多いのは
23〜25歳くらいというデータがあります。
なぜなら、ちょうどこの年齢は「社会人1〜3年目」のことが多いから。
- 新生活の不安
- 新しい職場の緊張
- 人間関係のストレス
こうした精神的プレッシャーが多くなりがちな時期なので、
それがニキビにも反映されてしまうのだと言われています。
その他にも、結婚や転勤、引越しなど生活環境が大きく変わったときに
継続的なストレスが生まれやすく、ニキビが増えてしまう人は多いようですね。
ニキビ自体がストレスになってしまうことも
ニキビがなかなか治らなかったり、悪化させて重症化してしまったり。
治ってもニキビ跡が残ってしまったり。
特に、顔など人目につく部分にニキビができると、
そのこと自体が強いストレスになって、
さらにニキビを悪化させてしまうケースがあります。
ニキビができるとどうしても気になってしまう、という人の場合
日頃からニキビ対策の習慣を付けておくのがいいと思います。
「ちゃんとニキビケアしてるんだから、できてもすぐ治る!」
という自信が持てるので、あまりストレスを感じずに済みますよ。
ニキビは誰にでもできるもの。
コンプレックスのように思う必要は、これっぽっちもありませんから
ゆっくりあなたのペースで治していきましょう。